なんとか成るログ!(narulog)

食パン型のロシア車UAZを転がしながら色々考える日々の記録。アウトドアやステーショナリーや読書やものづくりなど。趣味的雑記ブログ。やってみればとりあえず「なんとかなる!」

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「映画」シンドラーのリストを観て

こんにちはヤマナカ(@miapom)です。

昨日、一昨日を二日間に分けて「シンドラーのリスト」を観ました。

 

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シンドラーのリスト』(: Schindler's List)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年アメリカ映画。日本での公開は1994年2月。配給はUIP 第二次世界大戦時にナチスドイツによるユダヤ人の組織的大量虐殺(ホロコースト)が東欧のドイツ占領地で進む中、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を自身が経営する軍需工場に必要な生産力だという名目で絶滅収容所送りを阻止し、その命を救った実話を描く。ホロコーストに関する映画の代表的作品として知られる。

Wikipediaより

 

この映画を見ようと思ったキッカケ

書籍「アドラー心理学入門(著:岸見一郎)」の中で「シンドラーのリスト」に関する話が出てきます。

シンドラーによって救われたユダヤ人がその感謝を込めてタルムードにある「一人の人間を救う者は世界を救う」という言葉を刻んだ金歯で作った指輪を送ります。そしてシンドラーは「車を売っていればあと何人か救う事ができた・・・」と。

 

この映画の名前は知っていたものの、そのような話とは知らず興味を持ちました。

そんな話を嫁さんにしたところ、「私も中学生の時に一度借りたんだけど、長くて挫折した」とのこと。せっかくの機会なのでツタヤでレンタルしてきましたよ☆

 

ビデオでも「上・下」があると嫁が言ってましたが、DVDも2枚組になってました。時間は195分(3時間15分)ということで、連続で見続けると疲れると思い、二日にわけて見る事にしました。

 

男前な事業家「オスカー・シンドラー」

 

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煙草が似合いますね!このシーンだけでも男前な感じが伝わってきます。

 

シンドラーは最初からユダヤ人を助けようとしたのではなく、純粋に金儲けのために「安く雇える」という理由でユダヤ人を雇用したのではないかと思われます。

シンドラーは戦争を利用し「軍隊」に必要な飯ごうを製造するために廃れたほうろう工場を買い取り、そこでユダヤ人を雇います。経営に関しても自分ですべてを行うのではなくユダヤ人会計士に経営を任せ、自分は得意な営業を行うと言います。経営者ではなくビジネスオーナーとして働くところを見ると「経営学」を学ぶための映画として見るのも良いかな?という印象でした。

 

軍の幹部には賄賂などで近づき、仲良くすることで営業を行い事業を成功させていきます。

 

シンドラーの工場で働かせてもらえることを嬉しく思ったユダヤ人達はその気持ちをシンドラーに伝えます。最初は金儲けのためだけに「安く雇っていたユダヤ人」ですが、シンドラーにも心境の変化が伺える場面がちらほらと見えてきます。

 

ユダヤ人達は住む場所を奪われ、財産を奪われ、虐殺されていくシーンはとても残酷です。

戦争で戦う兵達は武器と武器で戦いますが、迫害される市民はただ一方的にやられます。これは映画ですがこのようなことが実際に起こっていたと考えると見ているのが辛くもなります。

 

シンドラーの心の変化

 

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多くのユダヤ人達は強制収容所に送られ、アウシュビッツにも送られ、ガス室へと送られていきます。

「シンドラーの工場で働ける=生き残れる」という噂がユダヤ人の間でも広まっていきました。軍事に関わる製造を行っているのはシンドラーの工場であり、働き手は必要な人材だから命を守られるということです。

シンドラーは工場を別な場所に移し、そこで働く作業員全てを移動させる計画をたてます。そこで作成されるリストが「シンドラーのリスト」です。

 

ここに名前が載ったものは生き残り、この紙の外側は死の淵です。

 

シンドラーは金儲けよりもユダヤ人の命を守る事に重要な価値をおくようになってきます。

 

 

 

 

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戦争が終わりユダヤ人達が解放される時、シンドラーは「追われる身」となります。

しかしそんなドイツ人のシンドラーに対して工場で雇われていたユダヤ人は「生かしてくれたお礼」として金歯から作った指輪をシンドラーに送ります。「一人の人間を救う者は世界を救う」という言葉を耳にしたシンドラーはこう言います。

 

この車を渡していればあと10人は救う事はできた。 この金のバッジを渡していればあと2人・・・いや、あと1人でもいい。1人の命を救うことができた。 でも私はそれをやらなかった。  

 

そう言って泣き崩れます。そして僕も泣きます。

自分がシンドラーの立場なら、それこそ1100人の命だって救えないかもしれない。金儲けだけしてどこかに隠れてしまうかもしれない。

 

最初は金儲けばかりを考えていたシンドラーが最終的に財産を人の命へかえていくこの凄さは、自分自身も身につけたい。酒と女を愛し、陽気でプレイボーイなシンドラーのようになりたい。いきなり何千人を救う事ができなくとも、目の前にいる1人を救うことはできるかもしれない。そういう気持ちをもって何事にも取り組んでいきたいと思うようになりました。

 

ディスク2の特典にはユダヤ人のインタビューが収録されており、その当時の話やシンドラーに対する感謝などが述べられています。しかしこの特典も1時間半くらいあるので気合い入れて見てみてください☆

 

見てスッキリするような映画ではないですがオススメの映画です。