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プロジェクション溶接って知ってる?うちでやってるスポット溶接

こんばんはヤマナカ(@miapom)です。 今日はうちでやっている仕事「溶接」について書いてみようと思います。 溶接にはアーク溶接、ガス溶接、MIG溶接、TIG溶接、抵抗溶接(スポット溶接)など様々な種類がありますが、スポット溶接の中の「プロジェクション溶接」について説明します。 プロジェクション溶接とは プロジェクション溶接は、母材の溶接箇所にプロジェクション(突起部)を設けて、この突起部に電流を集中して流し、加熱すると同時に加圧接合する抵抗溶接です。 母材に設けた突起部に集中して通電させるため、溶接する母材の板厚が異なる場合でも小電流で電流密度を高くすることができるので、確実なナゲット(重ね抵抗溶接において、溶接部に生じる溶融凝固した部分)を形成し、良好な溶接を行うことができます。 ・・・と、こちらのSMKさんの「技術工房 参考資料」に書いてありました☆ 20150122_3165345 SMKは溶接機や電極を扱っている会社で、「エスエムケイ 標準電極総合カタログ」の資料として付属してました。 20150122_3165343 写真のようなナット類を溶接する時に使われる「プロジェクション溶接」ですが、ナットだけでなくボルト類もあります。溶接前は突起部がありますが溶接後は突起部が溶けて溶接され、段差が無くなる(小さくなる)仕組みです。 プロジェクション溶接を行う電極について 20150122_3165344 「ナット付下部電極組み合わせ参考図」とあるように、これらはセットになっているのではなくそれぞれ単品で販売されています。溶接するナットのサイズに合わせてこれらのパーツをカタログで探し出し、組み合わせる必要があります。どのように溶接するかというと、ガイドピンに穴のあいた板を置き、そこにナットを重ねた状態で上から加圧し電流を流します。するとナットの突起部が溶けてつぶれて板面に溶接されるわけですね。 20150122_3165342 それぞれのパーツをバラで注文しないといけないのが面倒ですね。セットになって販売されてたらいいのに!(もしかして知らないだけでもうされているのかも) うちはエアー式ではなくスプリング式を使っています。 20150122_3165331 それぞれのパーツを組むとこんな感じです。手元にあるのがエアー式下部ホルダーだったので、スプリングがうまく固定できません。スプリング式下部ホルダーであればスプリングが収まる穴があるのですがエアー式ではスプリングを固定することができません。 20150122_3165332 20150122_3165333 横からエアーを送るための穴(ネジ穴)があいてます。スプリング式下部ホルダーであれば真ん中にスプリングが入る穴があいているんですね。そこで・・・ 20150122_3165329 フライス盤で削ります!あまりに深く削りすぎると穴があいてしまうので様子を伺いながら削ります。 本来のスプリング式があるならわざわざ削る必要はありませんよ!ただ必要な時に手元に無かったので加工しました。

20150122_3165334 こんな感じで8mmのスプリングが入るよう、8mmで穴あけ。 20150122_3165336 こんな感じで位置の定まらなかったスプリングが・・・ 20150122_3165325 直立!!ピッタリサイズで削ったのでいい感じで固定されました♪ 20150122_3165326 これらのパーツを組み合わせるとこんな感じになります。白いガイドピンは上から押されると下がり、スプリングの力で元にもどります。 20150122_3165327 20150122_3165328 スポット溶接機にセットし、これでプロジェクション溶接が行えます。新しい部品は作業しやすくていいですね♪効率もアガリます☆ 以上、プロジェクション溶接でした☆